相続問題を弁護士に相談するメリット

身近な方が亡くなると、辛く悲しいばかりではありません。知人や親族を呼んでの通夜や葬儀、法要などの行事や、各種金融機関や取引先への連絡、死亡届の提出等の各種手続などやらなければいけないことが多く、心労に加えてかなりの負担がかかります。そして、相続は最後の関門といえるものです。専門的で難しく、親族間でお金について話し合わなければならず、また期限もあるため大変な手続のひとつです。

相続は、被相続人が死亡を開始した時点で始まります(民法882条)。法律上、亡くなった方のことを被相続人といい、亡くなった方から財産を引き継ぐ方々を相続人といいます。相続人は、被相続人の財産や債権債務の一切、遺言の有無、生前贈与の有無などを確認して、遺産分割の話し合いを行います。
ところで、相続財産には、債権や不動産というプラスの財産(積極的財産といいます)だけではなく、債務などのマイナスの財産も含まれます。相続放棄は3ヶ月以内に行う必要がありますから、素早く行う必要があります。

また、紛争に発展しやすいのは遺産分割協議です。先ほどのように、相続は「お金」にまつわることなので、トラブルになりやすいです。親族間では、争うことなく円滑に進めたい方がほとんどでしょうから、当事者間でなんとかしようとするよりも、第三者である弁護士が介入する方がうまくいくことが多いです。もし協議が難航し、遺産分割調停や、通常訴訟など裁判に発展してしまっても、協議段階から同じ弁護士が続けて担当していた方がより依頼者様の実情に寄り添った形での解決が可能だといえます。

法律事務所プリウスは、大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市を中心に、大阪府、兵庫県南部、京都府南部、奈良県などにお住いの方から、相続に関するご相談を承っております。事前にご予約いただければ、休日・時間外・出張相談も可能となっておりますので、お気軽に当事務所までご相談ください。ご相談者様のお悩みと真摯に向き合い、より良い解決策をご提案させていただきます。